「2026年卒 就活川柳・短歌/採用川柳・短歌」 入選作品発表!

入選作品発表!

ベア検討、処遇、AI採用、
お祈りメール、多様性など、
様々なキーワードが飛び交った
2026年春入社に向けた就職・採用戦線。

厳選なる審査を通過したユニークな入選作品を発表します。

※川柳・短歌、雅号は、原則、応募者の表記のまま掲載していますが、固有名詞表記など一部につきましては事務局にて加筆をしております。
※作品の著作権は、すべてHR総研(ProFuture株式会社)に帰属しています。無断での転載、使用はご遠慮ください。

転載のご連絡は、就活川柳・採用川柳運営事務局( support@hrpro.co.jp )まで。

「2026年卒 就活川柳・短歌」の部

最優秀賞(2作品)

サークル長 バイトリーダー 学祭長
信憑性取り 副部長
(大阪府 バーバパパさん)


審査員寸評・解説

肩書きのインフレが止まらない就活界で、“副部長”という絶妙なポジショニングが光る一句です。サークル長やバイトリーダーが乱立する中、あえて真実である「副」をアピールして信頼を勝ち取ろうとするところにリアリティがあります。“正直”と“戦略”のはざまで揺れる就活生の等身大が見事に表現されていました。

手書き散る AIの筆に 風光る(千葉県 たなかさん)


審査員寸評・解説

魂を込めた手書きのESが落ち、AIが10分で書いたものが通過……令和の就活を象徴するような句です。「風光る」の季語が春と共に内定を運んでくるイメージは、皮肉と詩情が絶妙に交差しています。便利さに感謝しつつも、ちょっと複雑な心境になるのは人間だからこそ。努力の重みが軽く流されていく切なさに、共感が集まります。

優秀賞(1作品)

AIより 人に見てほし この熱意(新潟県 すんださん)


審査員寸評・解説

熱い想いを込めて描いた渾身のエントリーシートも、AIがピッと弾いてしまう時代。AIが選別するとわかっていても、やはり人に読んでほしい……そんな率直な思いが胸に響きます。熱意や努力が見えにくい時代だからこそ、「伝えたい」という心が際立つ一句。その気持ちが、誰かの目と心に届くことを願わずにはいられません。

佳作(9作品)

  • 二つ来た 夢か安定 揺れる胸 (北海道 ドラケンスバーグさん)

    夢に生きるか、安定に生きるか――誰もが一度は直面する究極の二択を描いた句です。「二つ来た」と喜びを感じさせつつ、胃が痛むほどの葛藤が行間から伝わってきます。人生の分岐点に立つ就活生の揺れる心が、シンプルな言葉で見事に表現されています。どちらを選んでも後悔する、それが大人の階段を上るということです。

  • 落ちたなあ 受かってるかも 落ちたなあ (兵庫県 アホゲータさん)

    日々繰り返す“脳内選考リプレイ”。うまくいったあの質問、やらかしたあの回答……寝ても覚めても合否の幻に踊らされる様子を上手に表現しています。ポジティブとネガティブが秒で切り替わる感情のジェットコースターの中、結果通知が来るまでの“無限ループ思考”に苦しむ就活生の姿が、ユーモラスに浮かび上がる一句です。

  • 就活で 仲良くなった GPT (兵庫県 まかろにさん)

    最初は就活の味方、今や友人。就活対策としてChatGPTを相手にESの添削や面接の練習を繰り返すうち、まるで友達のような存在になった、今どきの“新たな友情の形”が描かれた一句です。デジタル時代ならではの、ほほえましい関係性が感じられます。

  • 企業より Wi-Fi探す カフェ就活 (千葉県 カンサーさん)

    次の面接場所よりも、Wi-Fiが使えるカフェを探す日々。就活の舞台裏をユーモラスに切り取った一句です。午前の面接を終えて、午後の面接対策はカフェで……そんな流浪の生活に欠かせないのが“強いWi-Fi”。ネット環境次第で運命が左右される昨今の就活のリアルが、短い句の中に凝縮されています。

  • 内定は 恋と同じで 縁とタイミング (北海道 たくさん)

    どれだけ完璧な準備をしても、結果は“縁とタイミング”次第。恋と内定の共通点に気づいた時、人は少し大人になるのかもしれません。相手(企業)との相性、出会いの時期、自分の状態……どれが欠けても成就しない、まさに運命のようなもの。就活の切なさと理不尽さを柔らかく受け止めたこの句は、頑張っても結果が出ないときの心の処方箋です。

  • やったこと すべてに理由 あるように 話す私は 少し嘘つき (東京都 無糖さん)

    本当は「なんとなく」やっていたことも、就活では理由や成果を求められます。それに応じて話を整えていくうちに、自分でも「それっぽく語れる力」が身についていく……その過程に芽生える小さな違和感を、静かに切り取った一句。リアルと建前のはざまで揺れる就活生の本音が、じわりと胸に残ります。

  • 落ちたのに なぜか推される 逆オファー (埼玉県 浦和人さん)

    お祈りされたはずの企業から、まさかのスカウト通知。就職ナビサイトのアルゴリズムが生む矛盾を、戸惑いと皮肉を込めて詠んだ一句です。AIなどを使って人の手を介さないマッチングが主流となる中、過去の履歴を加味しない機械的な重複提案が生む違和感を的確に表現。現代就活のデジタル化が抱えるもどかしさを、笑いに昇華した作品です。

  • また出たな 大手とベンチャー いいとこ取り (大阪府 バーバパパさん)

    「うちは大手企業の安定性と、ベンチャー企業のチャレンジしやすい環境を兼ね備えてまして……」そのセリフ、何回聞いたっけ? “本当に?”と聞きたくなるアピールが氾濫する就活市場を痛快に斬った一句。聞き飽きたお決まりの言葉に、内心で「またかよ」と呟く就活生の表情が目に浮かびます。嘘か誠かは、入ってみないとわかりません。

  • 履歴書に 込めた想いは 春の風 未来を拓く 扉の鍵に (大阪府 Kくんさん)

    一文字一文字に想いを込めた履歴書が、未来へとつながる――そんな前向きな気持ちが、春の風と共に優しく吹き抜ける一句です。過去の努力が、新しい季節の扉を拓く瞬間。人生の分岐点に立つ不安と希望、真剣に向き合った就活の軌跡が詠まれています。就活生すべてに贈りたい、あたたかいエールのような句です。

主  催 HR総研(ProFuture株式会社)、「就活会議」(就活会議株式会社)
募集期間 2025年6月17日~6月30日
応募資格 2026年卒の「就活会議」会員
応 募 数 429作品
入 選 数 12作品

「2026年卒 採用川柳・短歌」の部

最優秀賞(1作品)

基本給 低いと言われて ベア検討
社内の声より 学生の声
(大阪府 ポテトさん)


審査員寸評・解説

Z世代の「基本給が低いんですけど」の一言が、長年働いてきた社員の訴えをようやく浮かび上がらせるという構図を見事に表現した一句です。社内の声には耳を貸さず、喉から手が出るほど獲得したい学生の一言には即座に反応する……そんな新卒偏重の姿勢への皮肉と、働く者の本音に深く切り込んだ秀逸な作品です。

優秀賞(2作品)

積み上げた 俺の処遇を 一瞬で
またぎ越えてく 爆上げ初任給
(東京都 がんも3号さん)


審査員寸評・解説

さまざまな企業の初任給大幅アップが話題になる一方で、今働いている中堅・ベテランの処遇は据え置き。「俺の積み上げた処遇が一瞬で抜かれた!」と、理不尽さに思わず苦笑と共感が込み上げます。新卒重視の風潮を鋭く風刺しつつ、タイトル通り“またぎ越えられる”瞬間の哀愁をユーモアたっぷりに詠んだ一首です。

語るほど 履歴書と違う その理由(わけ)は
AIですと 君は言わずに
(東京都 ねぎさん)


審査員寸評・解説

履歴書は完璧な志望動機なのに、面接ではまるで別人。話す内容はどんどんズレていくので、面接する側は混乱するばかり。「その履歴書、AIで作ったんじゃ?」と心でツッコミをいれずにはいられません。AIが学生の“思い”や“人生”も作り上げてしまう、今どきの採用活動が浮き彫りになりました。

佳作(10作品)

主  催 HR総研(ProFuture株式会社)、「就活会議」(就活会議株式会社)
募集期間 2025年6月18日~7月2日
応募資格 2026年卒採用を実施した企業の採用担当者
応 募 数 180作品

入 選 数 13作品

【お問い合わせ】
「2026年卒 就活川柳・短歌/採用川柳・短歌」に関するお問い合わせは、就活川柳・採用川柳運営事務局(ProFuture株式会社)まで。
Mail: support@hrpro.co.jp

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