HR総研:キャリア採用に関するアンケート 結果報告

~パーパス・経営理念への共感度を重視したキャリア採用でパフォーマンス「期待通り」が7割~

2021度より「労働施策総合推進法」の改正により、直近3事業年度の「正規雇用労働者の中途採用比率の公表義務化」が開始された。企業では、これを受けてキャリア採用(中途採用)の方針に、何らかの変化が起きているのだろうか。また、効果的なキャリア採用からオンボーディングに向けて、どのような施策を講じているのだろうか。HR総研は、各企業におけるキャリア採用に関する取り組みや課題、成果等について最新動向を調査した。調査結果をフリーコメントも含めて以下に報告する。

調査結果サマリー

●キャリア採用の計画数、大企業では4割以上が前年度より増加
●キャリア採用を行う組織体制、大企業では「新卒採用と兼務」が最多で4割
●中途採用比率を向上する方針の企業の割合、全ての企業規模で前回調査から増加
●特に採用難易度が高いと感じる職種は「IT関連職」が最多
●キャリア採用で重視する項目「経験職種」が最多で8割
●今後利用が高まりそうなキャリア採用の手段は「リファラル採用」が最多で5割
●効果を実感しているオンボーディング施策「上司との定期的な面談(対面)」が最多
●パーパス・経営理念への共感度を重視したキャリア採用で、パフォーマンス「期待通り」が7割
●パーパス・経営理念への共感度を重視したキャリア採用で、定着率80%以上が7割

【調査概要】

アンケート名称:【HR総研】「キャリア採用」に関するアンケート
調査主体:HR総研(ProFuture株式会社)
調査期間:2022年11月14~21日
調査方法:WEBアンケート
調査対象:企業の人事責任者・担当者
有効回答:242件

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