HR総研:「健康経営」に関する調査 結果報告

~目的は「生産性向上」が7割以上、経営戦略に位置づけて推進力強化~

健康経営は、「従業員等の健康保持・増進の取組が、将来的に収益性等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践すること」として広く認知されている。人口減少の進行と超高齢社会となる日本において、限られた人材がより良い状態でより長く活躍し、企業全体の生産性向上や企業イメージの向上にも繋げるために、企業はどのような健康経営を実践しているのだろうか。
HR総研では、2021年10月に健康経営の実践に関するアンケートを実施し、その結果について、フリーコメントを含めて以下に報告する。

<調査結果サマリー>

●健康経営の認知度9割以上、実践企業の過半数は経営戦略に位置づけ
●健康経営の主な目的、「生産性向上」が7割以上
●従業員の生産性維持向上効果に「プレゼンティーズム把握」と「継続期間」が影響か
●主な課題は「従業員の意識醸成」と「効果の見える化」、テレワークによるメンタルケアも
●経営戦略で位置づける企業は、より踏み込んだ取組みを実践
●公的認証等の取得状況、経営戦略での位置づけ有無により顕著な差
●コロナ禍対応に活用できたのは4割、意識醸成イベントのオンライン化も

 

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